医療の質・安全学講座は、令和7年度に設置された新しい分野です。当講座は医療の品質管理に関する研究を行う全国的にも数少ない研究室です。医療の質・安全管理学では、医療の質と安全を向上させるための様々な活動やプロジェクトを対象に、実践的で学際的な研究・教育を行います。
研究テーマは医療の質・安全管理に関すること全てです。
- 患者安全
- 患者・家族の医療参加促進
- Total Quality Management/質改善、
- 医療の品質管理
- 病院管理など
医療従事者はもちろんのこと心理学・社会学・人間工学等の医学以外の研究者や、法律・鉄道・航空・原子力・交通・製造業・建築・芸術等の専門家とも交流します。医療の質と安全の向上に関する研究に従事したいと考えている専門職、学生に対して、進学・研究の門戸を開いています。
Research
現在の研究テーマ
- 患者・家族参加を推進するアーツベイスドラーニングの有用性
- TQM/カイゼンの体制および教育を確立するための手法の開発
- 防ぎえる有害事象の削減と病院の経営
- 理学療法プロトコル導入による患者の長期的予後と医療の質
- ゲームを応用した医療安全教育
- クリニカルパスと患者安全
- 透析医療における共同意思決定
研究プロジェクト
- Arts based learningを応用した患者安全教育プログラムや患者・家族参加を促進するツールの開発と普及(科研)
- TWI-JI法を応用した安全行動の標準化に関する研究